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Vol.119・120 本年を振り返って

◇今回のテーマ 「 本年を振り返って 」です。


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 ○1. あっという間に1年が過ぎ去ってしまいました。
    
    しかも私事ですが実姉が8月に癌で亡くなり、公私ともバタバタとしてい
    るうちに4回も発行が抜けてしまいました。大変申し訳ございません。

    さて今回は駐車場を取り巻く状況がこの1年でどれほど変わったのか考え
    てみたいと思います。 

    いくつか思いつくままに挙げてみますと
    自動運転、AI、人手不足、キャッシュレス決済、ETC2.0社会実験、シェ
    アサイクル、MaaS・・・
    など枚挙に暇がありません。

    このようなキーワードを眺めていると
    駐車場の今後は、駐車場だけを考えているだけでは駄目だということが
    良くわかります。

    駐車場を取り巻く状況が、地殻変動を起しているといっても過言ではな
    いでしょう。

    しかもこれらのキーワードが相互に関連しているということも注目すべ
    きことです。
    それぞれが独立して存在しているのではなく、相互に深く関係し、ひと
    つの大きなネットワークを形成しているようにも思えます。
  
 ○2.この中で特に注目すべきは、MaaSだと考えます。

    MaaSとは、Mobility as a Service を略したものです。
    多様なモビリティサービスをひとつのサービスとして利用者に提供する
    ことを意味しています。

    かねてから私は駐車場事業は、モビリティサービスの周辺に属する事業
    であり、モビリティの再定義により、駐車場事業も根本から変革を迫ら
    れると考えていました。

    すでに欧米諸国では色々な取り組みがなされています。
    日本でもトヨタ、小田急電鉄等いくつかの企業が取り組み始めています。

    もちろん日本では、MaaSというコンセプト自体まだまだ新参であり、
    今後どのように発展していくかは分りません。

    ただIT技術の進歩はそれこそ時間単位の進歩であり、短時日で多くの革
    新的な変化が現れてくるでしょう。情報収集は怠り無く行い、しかも
    それらの変化が、我々の事業にどのようなインパクトを与えるのか日頃
    から考えておく必要があると思います。

    MaaSは、いわば構造変化です。
    とてつもなく大きな構造変化です。

    駐車場が、MaaSが進展していく中でどのような位置付けになっていくのか
    興味は尽きません。

    今後も継続して観察して参ります。
    次回は、もう少し詳しくMaaSを考えて行きたいと思います。

    
   今回もお読み頂き誠にありがとうございました。