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Vol.121 MaaS ①

 ◇今回のテーマ 「 MaaS ① 」です。


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 ○1. 年が明けてはや1月が経とうとしています。
    皆様いかがお過ごしでしょうか。
    本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

    さて昨年の12月号で「MaaS」を取上げました。
    MaaS が気になり始めると、なんだか良く目にするようになりました。
    いわゆるアンテナを張っている状態なのでしょう。

    今回から何回かに分けて「MaaS」について取上げます。

    今回はその「意味」から考えてみたいと思います。

    Maasとは、Mobility as a Service という英語の略語です。
    昨年あたりからマスメディアでも良く取上げられるようになりました。

    とくにトヨタとソフトバンクが合弁会社(モネ テクノロジーズ)を作
ったニュースは大きな話題を呼びました。

   ではこのMaaSということばは何を意味するのでしょうか。
    語義だけでいえば、「サービスとしての移動」というような意味にな
    ります。
    
    これは先ず、自動車に代表される移動手段が、
    所有から共有(シェア)に代わりつつあるという時代の流れと、
    ICT(情報通信技術)の急速な発展に裏付けられた現象と言えます。

    その意味で今後急速に進展していくことは間違いないと思います。

    移動手段のシェアリングについては、カーシェアリング、シェアサイ
    クル、ライドシェアなどで既にお馴染みといえるでしょう。

    ICT(情報通信技術)の発展も、既に馴染みが深いものになっています。
    特にスマホの全世代への浸透には目を見張るものがあります。

 ○2.以上を踏まえて整理しますと、多様な移動手段の検索・予約・決済を
    ひとつのアプリ上で完結することができるということを意味します。

    具体的には、家からシェアサイクルで最寄駅まで行き、電車を乗り継
    いで東京駅まで行き、そこからカーシェアリングで目的地近くの都市
    まで行き、さらにそこから最終目的地までのラストワンマイルは、ま
    たシェアサイクルで行くというような旅程を想定すると、
    このすべての検索、予約、決済を出発前にひとつのアプリで完了し、
    かつこの旅程中に運行トラブルがあればそのリルート情報が提供され
    るというものです。

    すでにヨーロッパではフィンランドをはじめいくつかの国でMaaSの取
    り組みは進んでいます。

    国によりその内容にはバリエーションがありますが、基本は上記のよ
    うなものです。
    交通機関は、公共交通機関も民間業者も官民問わず参加しています。

    実は、このMaaSは、単に移動手段の検索・予約・決済がひとつのアプリ
    で簡単に出来て便利、というような次元に留まるものではありません。
  
    また、それは決してモビリティに係わる産業だけに影響があるものでは
    ありません。

    次回以降、MaaSというコンセプトの社会経済的な広がりについて考えよ
    うと思います。
    
    
   今回もお読み頂き誠にありがとうございました。

 
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 ○【次号予告】 次回月号のテーマは「 MaaS ② 」です。