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Vol.26 プロフェッショナルであること

○1.  実は最近、大手建設会社の中堅の方々数人と会食する機会がありました。
具体的な物件を通してのお付き合いで、それぞれの仕事ぶりも良く承知
している関係ですので、とても楽しく有意義な時間が過ごせました。

その時、参加者のひとりの方が、私に対し「あなたはあれこれと我々に
対し意見する(平たく言うと楯突く)のでいささか鬱陶しいが、信用し
ている」とおっしゃいました。

そして、双方の知人でその場にはいない(ルール違反ですが)ある人に
ついて「彼はイエスマンだから信用できない」ともおっしゃってました。

そのある人のことを非難するつもりはまったくありません。私も他の関
係の中ではそのような行動を取っているかもしれないからです。


○2. 私は今そのことを思い出しながら、仕事をするとはどういうことなのか、
プロフェッショナルに求められることは何なのか、などと少し青臭いこ
とを考えています。

その発言をした人はこんなこともおっしゃってました。「高い価値のあ
る仕事(質の高い仕事)をすることこそが大切なのであって、そのため
の知識であり、経験であり、人間関係なのだ」と。

だから良い仕事をするためには対立して意見を戦わせなければいけない
所で人間関係を慮って弱腰になるというのは本末転倒である、と。

なるほどその通りです。
もちろん言い方は十分に注意しなければいけないでしょうが、対立すべ
き所は信念を持って対峙することが大切だということだと思います。

良い仕事をするという共通の立場を前提にして、それぞれの立場で軸の
ぶれない議論を戦わすことはプロフェッショナルとして必須の条件では
ないでしょうか。

○3.  目標を共有しつつ真摯に対峙し、議論を戦わすことで初めて問題を深く
捉えることができ、本質に迫って行くことができるのではないでしょう
か。
その結果として、質の高い仕事をやり遂げることができるのでしょう。

目先のことにとらわれて本質を外してしまったり、人間関係を偏重した
り、感情的に問題を捉えてしまったり、・・・仕事の平面ではそんな陥
穽(落とし穴)が至るところに待ち構えています。

ときには自分の仕事の仕方を振り返り、基本に立ち戻って自分の仕事の
棚卸しをすることも大切なことだなぁと改めて思いました。


皆様には釈迦に説法だと思いますがどうかご容赦下さい。

次回からまた数回のシリーズものでやってみたいと思っています(テー
マはまだ検討中ですが・・・)。


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○【次号予告】 次回6月号ですが、またまた新しいテーマにしたいと思います。