「CASE」車業界の今後

車好きの情報発信 vol.2

パステルの森下です。

新型コロナウイルスの影響で自粛や経済の停滞等々、大変な時期ですが各自が自衛策を講じて乗り越えたいと思います。

さてCASEについて今回も記載します。CASEの中でも一番認知されているのがカーシェアリングだと思います。コロナウイルス対策も交えて記載したいと思います。

カーシェアリングの元々は、車を共同所有する、ということから始まっていてスイスが発祥とされており1970年代から始まっています。

最近では、日本でも街中でよく見かけるようになりました。近年のカーシェアリングは、共同使用という感じになっています。また、レンタカー会社が運営していることが多いためかレンタカーと混同されていることがあります。大きく異なるのは、カーシェアリングは、会員登録が必要という点かもしれません。レンタカーは、誰でも免許証さえ提示すれば借りれますが、カーシェアリングは、会員でないと利用できません。ですが、レンタカーのように借りるたびに窓口で手続きをしなくてもスマホ等で予約するだけで気軽に利用できます。また、コロナウイルスの感染予防対策としてカーシェアリングを利用して電車通勤を車通勤にしましょう、ということも一部で言われていますが、コストの問題もあり、何より会社に出社するリスクはなくなりません。また、不特定多数の人が利用するという点で感染リスクが少ないとは言えないと思います。

 

レンタカー会社が運営していることが多いと記載しましたが、最近では、自動車メーカーがカーシェリングに参入してきています。これがCASEの「Shared/Service:シェア/サービス化」です。駐車場にカーシェリングステーションが設置されていることが多いですが、自動車ディーラーにステーションが設置されつつあります。また、シェアリングという言葉は使用されていませんが、サブスクリプションを利用して車を共有するという商品も出始めました。

自分で車を所有してカスタマイズすることが好きな私には、車を共有するというのはまだ馴染めないというのが本音ですが、今後、いろんなシェアリングサービスが出てくると思います。駐車場の業態にも変化をもたらす可能性のあるサービスなので注目しています。