「CASE」車業界の今後

車好きの情報発信 vol.8

パステルの森下です。

今回は、CASEの中「S」の「Shared/Service:シェア/サービス化」についてです。と言いましても自動車ではなく自転車シェア(バイクシェア)について記載します。

https://www.pastel-inc.com/news/3697-2

他の社員ブログでも取り上げていますが、弊社運営のOCAT駐輪場に「HUBchari」のポートを設置しました。HUBchariの拠点は、ドコモ・バイクシェア(大阪バイクシェア)と連携しており大阪市内を中心に約250拠点ございます。詳細については上記リンクよりご確認ください。

レンタサイクルとの大きな違いは、借りた拠点に返却しなくてもいい(別の拠点に返却できる)ということです。例えば、自転車で営業まわりをした場合、お客様の近くの有料駐輪場に停めると、その都度駐輪場料金がかかります。また、近くに駐輪場が無い場合もあります。バイクシェアならお客様の近くのポートに返却し、次のお客様に向かう時にまた利用する、といった利用が可能です。コロナ禍で電車やバスを利用せず自転車で移動されることも多いと思います。機会がございましたら、是非ご利用ください。

カーシェアもバイクシェアも物を共有するということでは同じシステムだと思います。共有することにより、自動車や自転車の全体の台数は減ることになるかもしれません。ですが、物を生産する際に生じるカーボン物質を削減することにつながります。小さなことですが、SDGsに貢献することになるかもしれません。

少し話題が変わりますが、先日、トヨタが水素エンジンで24時間耐久レースに出場していました。水素を使って車を走らせていました。水素については以前にも少し触れましたが、市販車ではミライが水素を使っています。バスやトラックにも実用化されています。現在、水素を使っているのは燃料電池車(FCV)と呼ばれる仕組みです。水素と空気中の酸素を使って電気を発生させてモーターで走ります。いわゆる電気自動車に分類されるものです。ですが、今回の車の仕組みは大きく異なります。それはエンジンで動く、ということです。わかりやすく言いますとガソリンの代わりに水素を使う、ということです。水素を爆発させてエンジンをうごかすので、CO2の排出はほぼ0です。(水素の爆発では水しか出ないのですが、エンジン内のオイルが微量に燃焼するため)

電動化に進んでいる車業界において、トヨタがエンジンという内燃機関にこだわる理由があります。大きな理由は雇用です。エンジン車と比べると電動車は部品数が極端に少なくなります。エンジンだけで数十万ともいわれていますが、それを生産するための人の数は膨大な人数です。日本の基幹産業ともいえる自動車産業のエンジンに携わる雇用が失われることになります。また、今まで築き上げたエンジンという内燃機関のノウハウを捨て去ることにもなります。このことが未来に向けて正しいか間違っているかはわかりません。ですが私を含め車好きの方にとってはエンジン音こそが車の魅力と思っている方も多いと思います。水素エンジンの市販化は、課題が多くまだ未定ですが、環境にやさしいエンジンが実用化されることを期待しています。