変わるものモノ変わらないモノ

初めての装置を設置する工事を行いました

パステルの秋重です。 先日、某物流拠点でセキュリティー目的の人用回転ゲートを設置しました。人用回転ゲートの設置は初めてで、初めての仕事はいつまでたっても興味津々です。
工事中に気になったことが有りました。装置は海外製ですがメーカーの資料には寸法の公差が記載されていません。JISでは普通公差というものが有ります。但し公差には等級が有り、どの等級で工事を行う必要があるかはわからないままでした。おそらくJISにあてはめれば公差寸法は出ると思いますが、それが正しいのか否かが不明。結果、イメージしていた時間を超過して本来有用ではないところの精度を求め、何度も手直しの様な作業を行ってしまいました。
    
施工管理の仕事では基準となる寸法に対し、いくらの誤差までで有ればOKNGかを予め定めておく必要が有ります。許容範囲を明確にすることは、無駄な作業を無くす為、とても大切なことだと思います。
工事に限らず目的と手段が明確になっていないと手段が目的化して、手段を追及してしまい、無駄に時間を費やしてしまうことはよくやってしまう失敗です。
今回もお読み頂き、有難う御座いました。