時事トピック

コロナ禍で変わるパーキングビジネスの未来⑲

当社は、駐車場、駐輪場、バイク駐車場等の管理業務も行っております。
今回はその管理の話題です。

年に2、3回位ですが、当社の管理に問題がないのに、理不尽な要求をされてくる利用者がおられます。

例えば、規則で利用を禁止しているサイズ以上の太いタイヤの自転車で駐輪場を利用した上で、精算したのにロック装置が外れなかったので、思いっきり引き抜いたらパンクしたから全額弁償してくれ、というような要求が時々あります。



最近はいろいろな形やサイズの自転車が流行っており、このような事例は決して珍しくありません。
当方としても色々な対策を講じています。
例えば、場内の利用規則や看板、シールなど色々な媒体で、ロック装置に収納できる自転車のサイズを明記したり、太いタイヤの自転車で利用する場合は出し入れが容易にできるか事前確認するよう促したり、ロック装置が解除できない場合は自分で引き抜いたりせずコールセンターに電話するよう促したり、その他できる限りの事前対策を行っております。

そもそも故障しない機械あるいは動作不良(その原因は操作する人が原因であることも多いのです)を起こさない機械は世の中に存在しません。
それでも故障したり、動作不良が発生したこと自体を盾に取り、理不尽な要求をする方は絶えません。
ましてやルール違反の駐輪を行っていてもそれは完全に無視して、自分の要求だけ突きつけてくるような人も少なくありません。
私たちは、機械が故障したり不具合が発生したりすることを前提に、できるだけ利用者にご迷惑をかけないよう事前の対策を講じているのです。



勿論、私たちに非がある場合にはそれ相応の対応はしますが。そうでなければ断固とした態度で臨みます。
無理が通れば社会はだんだんと悪くなっていきます。
私たちも社会を構成する一員です。

私たちは、自社の事業の社会貢献的な意味合いを重視しています。
うるさいからお金で解決するというような対応は行いません。そのような行動は社会をゆがめるだけです。

今回もお読みいただきましてありがとうございます。