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vol.100 まちなかETCサービスが意味するもの3

◇今回のテーマ 「 まちなかETCサービスの意味するもの 3 」です。 ○1.もう20日ですが、改めて新年明けましておめで

◇今回のテーマ 「 まちなかETCサービスの意味するもの 3 」です。

○1.もう20日ですが、改めて新年明けましておめでとうございます。

本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

今回は、まちなかETCサービスの死角について考えてみます。

先ずひとつ目。

時間貸し駐車場では、よく料金割引という仕組みがあります。駐車場に
付随する各種施設で一定額以上の買い物をしたら、駐車料金の割引を受
けることのできる、あれです。

周辺施設との提携割引という仕組みも同じ話です。

割引の仕方は、サービス券を渡したり、割引認証機で割引のエンコード
をする方法が一般的です。

これが「まちなかETCサービス」が普及すると、どのように提携割引
を行なうべきなのかという問題が生じます。

現状のシステムでは対応できません。
もちろん技術的にはそう難しいことではないでしょうが、安価で使いや
すい方法がそう簡単に開発されるとも思えません。

この割引の仕組みを取り入れている駐車場はかなりの数に上ります。施
設付帯の駐車場では殆ど全てといっても過言ではありません。

この難題をクリアしない限り、まちなかETCの普及は一定の範囲にと
どまることは間違いありません。

○2.ふたつ目に導入コストです。

どの様なコストでこのサービスが提供されるかです。
時間貸し駐車場は個人が経営しておられるところも少なくありません。

なにもタイムズやリパークが時間貸し駐車場の全てではありません。

どれだけ安いイニシャルコストを設定できるか。
また決済手数料が何%になるのかは、普及の速度に大きな影響を与える
でしょう。
これに関連して全ての駐車場がETCの設置条件を満たしているとは言
えないという事実です。ETC機器の使用条件からして、普通の多くの
コインパークなどではその地形から設置が不可能ではないかと考えるか
らです。
○3.以上全ての条件をある程度クリアしていないと、一体何が待ち受けてい
るのか。

私は、単純に時間貸し駐車場マーケットの中に「ETC専用駐車場」と
いう新しいカテゴリーが加わっただけということになりはしないかと危
惧するのです

「まちなかETCサービス」が革命的な影響力を持つには、ほぼ全ての
時間貸し駐車場で普及する必要があります。

それは以前にも述べたように、単純に決済がETCで出来るというレベ
ルを超えて、「安価・高速・大容量」の通信インフラとあいまって、い
ままでの駐車場では出来なかったことが色々と出来て初めて革命的と言
えると思うからです。

そのことにより既存の駐車場マーケットが180度転換し、今まで見えて
こなかった風景も見えてくると思うのです。

私はそのポテンシャルは相当あると思いますが、上記の条件がクリアさ
れない限りは、繰返しにはなりますが
「都会の、施設付帯でない、料金割引のない、ゲート式の駐車場」とい
う一定のカテゴリー以上のものにはなりえないのではないかと思います。

ただ時間貸し駐車場は、そもそも都心の事業であり、上記のカテゴリー
の駐車場は相当多数あると思われますので事業としては十分に成り立つ
と思います。その意味では、現金で決済できないETC専用駐車場は、
相当程度のインパクトを持つことは間違いないでしょう。

この話題は私自身大変関心のある問題ですので、情報が入れば随時記事
に書こうと思っております。

今回もお読み頂きまして誠に有難うございました。

とうございます。 本年もどうかよろしくお願い申し上げます。 今回は、まちなかETCサービスの死角について考えてみます。 先ずひとつ目。 時間貸し駐車場では、よく料金割引という仕組みがあります。駐車場に 付随する各種施設で一定額以上の買い物をしたら、駐車料金の割引を受 けることのできる、あれです。 周辺施設との提携割引という仕組みも同じ話です。 割引の仕方は、サービス券を渡したり、割引認証機で割引のエンコード をする方法が一般的です。 これが「まちなかETCサービス」が普及すると、どのように提携割引 を行なうべきなのかという問題が生じます。 現状のシステムでは対応できません。 もちろん技術的にはそう難しいことではないでしょうが、安価で使いや すい方法がそう簡単に開発されるとも思えません。 この割引の仕組みを取り入れている駐車場はかなりの数に上ります。施 設付帯の駐車場では殆ど全てといっても過言ではありません。 この難題をクリアしない限り、まちなかETCの普及は一定の範囲にと どまることは間違いありません。 ○2.ふたつ目に導入コストです。 どの様なコストでこのサービスが提供されるかです。 時間貸し駐車場は個人が経営しておられるところも少なくありません。 なにもタイムズやリパークが時間貸し駐車場の全てではありません。 どれだけ安いイニシャルコストを設定できるか。 また決済手数料が何%になるのかは、普及の速度に大きな影響を与える でしょう。 これに関連して全ての駐車場がETCの設置条件を満たしているとは言 えないという事実です。ETC機器の使用条件からして、普通の多くの コインパークなどではその地形から設置が不可能ではないかと考えるか らです。 ○3.以上全ての条件をある程度クリアしていないと、一体何が待ち受けてい るのか。 私は、単純に時間貸し駐車場マーケットの中に「ETC専用駐車場」と いう新しいカテゴリーが加わっただけということになりはしないかと危 惧するのです 「まちなかETCサービス」が革命的な影響力を持つには、ほぼ全ての 時間貸し駐車場で普及する必要があります。 それは以前にも述べたように、単純に決済がETCで出来るというレベ ルを超えて、「安価・高速・大容量」の通信インフラとあいまって、い ままでの駐車場では出来なかったことが色々と出来て初めて革命的と言 えると思うからです。 そのことにより既存の駐車場マーケットが180度転換し、今まで見えて こなかった風景も見えてくると思うのです。 私はそのポテンシャルは相当あると思いますが、上記の条件がクリアさ れない限りは、繰返しにはなりますが 「都会の、施設付帯でない、料金割引のない、ゲート式の駐車場」とい う一定のカテゴリー以上のものにはなりえないのではないかと思います。 ただ時間貸し駐車場は、そもそも都心の事業であり、上記のカテゴリー の駐車場は相当多数あると思われますので事業としては十分に成り立つ と思います。その意味では、現金で決済できないETC専用駐車場は、 相当程度のインパクトを持つことは間違いないでしょう。 この話題は私自身大変関心のある問題ですので、情報が入れば随時記事 に書こうと思っております。 今回もお読み頂きまして誠に有難うございました。