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Vol.38 逆境に生きる 7

○1. 今回は「逆境に生きる 7」をお送りします。
このところ当社の顧客が運営されている駐車場の売上が減少し続けているというお話を良くお聞きします。

今は、何もかもどの業界も売上減少に悩んでおられるのは間違いないところでしょう。

企業の収益が減少して設備投資も鈍り、賃金も上らずでは消費者=勤労者家庭の財布の紐も緩むはずがありません。

時間貸し駐車場でいえば、法人の経費節減で不要不急の社用車利用は制限されて当たり前ですし、個人も出来るだけマイカーに乗らないようになるのも当たり前のことです。

加えてまだそれほど普及はしておりませんがカーシェアリングも段々拡がっていくでしょう。

もっと根本的なことで言えば自動車に関心を持っているはずの20代から30代の男性が(経済的事情で買えないのかどうかは分かりませんが)急速に車離れしていることも気掛かりです。

更に言えばETCを中心とするキャッシュレス決済が民間駐車場へ浸透していくことで、駐車場機器販売業界も大きく様変わりしていくことでしょう。
わかりやすいところでは駐車券など媒体の売上が大幅に減少していくことでしょう。

○2. 以上のような状況をひとことで要約してしまえば構造的な売り上げ不振に悩む業界といったところでしょうか。

これは決して自虐的に申し上げているわけではありません。

厳然たる事実として受け止めなければいけないと思います。

どのような業界でも経営において一番大切ことは事実を正しく見据えるということだと思います。

今どうなっているのか正確に把握すること無しに展望はひらけません。

では、どうしたらいいのか。

○3. 今まで申し上げてきたことはいわば「マクロ」的な説明です。

たとえば全国的に大規模に展開をしている時間貸し駐車場事業者においてはある意味ピッタリと当てはまる状況説明だと思います。

彼らが危機感を持って急いでカーシェアリング業界に参入しようとしていることはその顕著な証左だと思います。

しかしすべての時間貸し駐車場の事業者にとってそれが正解でしょうか。

このメルマガをお読みの皆さんは地域に根ざした事業を展開されている方のほうが多いのではないでしょうか。

時間貸し駐車場も地域の中で育まれている事業です。おかれている地域の特性をもう一度見直し、地域社会の色々な状況変化の中に事業の改善のヒントがあるのではないかと考えています。

いわば「ミクロ」的サバイバル戦略といっていいかもしれません。

抽象的になりましたが、次回はもう少しこのテーマを掘り下げて考えて
みたいと思います。

今回もお読みいただき誠にありがとうございました。

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○【次号予告】 次回6月号は、「逆境に生きる 8」の予定です。