メールマガジンアーカイブ

Vol.43 逆境に生きる 7

○1. ふと凄い題名でメルマガを書いているなぁと気がつきました。このお題で書き始めて(あいだが抜けているので)1年以上が経ちました。

リーマン・ショックから丁度1年が経ちますが、その頃から始めたのだと思います。

これからどうなるのだろう、大変な時代になりそうだなぁと思った気持ちのままの題名で、今から見るといささか気恥ずかしい感じもします。

確かに順風満帆の時代ではなく、厳しい逆境の時代であることは間違いありません。

しかしそのことは決して絶望の時代でも、失意の時代でもありません。

巷間言われるように、「ピンチはチャンス」なのだと思います。

危機という字は、危険の「危」と機会の「機」から出来ていると聞いたことがあります。

険しい状況を、どのような知恵で好機に変えるか、力量が問われるところです。

○2. では、ピンチをチャンスに変えるにはどうしたらよいのでしょう。

先ず、昨日までの自分たちの経験、特に成功体験をすべて忘れることだと思います。
その上で、ゼロベースで事業の再構築に取組むことではないでしょうか。

おそらく昨日まで通用した諸々の常識は、明日からはただのゴミに帰するような経済状況になっていくことでしょう。

お客様第一を基本に、「お客様は一体この時期に何を求めておられるのか」「それをいくらなら買おうとしておられるのか」という問いに対し、
従来からの売る側の論理ではなく、徹底的に「買う」側の論理に立って考え抜くことが大切なのではないでしょうか。

昔のように自動的にパイが拡大していくような期待が持てない市場縮小の時代には、徹底的にお客様の視点に立つことが生死を分けるような気がします。

徹底することが大切です。

中途半端な姿勢では、お客様に響くものはありません。

そういう意味で「原理主義」が求められる時代になってきたのかもしれません。

「お客様第一」原理主義。

○3. 不透明な危機の時代には「仮説思考」も大切になってくると思われます。

先行き不透明で、大きく激動し、価値観も多様な現代経済社会では、何もしない「様子見」のリスクは非常に高価なものにつきます。

日頃から現場の動きに注視しつつ、少ない情報でも大胆に「仮説」を立てて検証し、その精度を高めながら、種々の手を打っていくスピード感を持った経営が求められています。

それはルーティンワークの細々とした事から事業戦略の決定までのあらゆる局面で求められていると思います。

時代は刻々と変化し、消費者や利用者の心理も豹変します。

余りにも早い事業環境の変化には驚かざるを得ませんが、そのような時代になったことは否定の余地がありません。

私たち駐車場事業の関係者も、従来からの発想に囚われることなくゼロベースで、色々な取り組みを進めて行くことが大切なのだと思います。

私事ですが
弊社は9月決算を終え、10月から新しい期に入りました。

今期は、従来取り組んでこなかったテーマをいくつか掲げて積極的に推進していくつもりです。

以前のメルマガで駐車場緑化を取り上げましたが、今後も流行ということではなく、着実に「環境保護と駐車場」というテーマは追い続けていきたいと考えています。

具体的な取り組みはまたこのメルマガでもご紹介し、皆様のご意見も伺おうと思います。

今回もお読みいただき誠にありがとうございました。

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○【次号予告】 次回11月号は、「逆境に生きる 8」です。